米GE:4-6月は47%減益、金融やヘルスケア不振で

米複合企業ゼネラル・エレクト リック(GE)が17日発表した2009年4-6月(第2四半期)決 算は、継続事業ベースで前年同期比47%の減益となった。世界的な リセッション(景気後退)が金融やヘルスケア事業、NBCユニバー サル部門の業績を圧迫し、売上高は事前の市場予想を上回る落ち込み となった。

発表資料によれば、売上高は前年同期比17%減の391億ドル。 ブルームバーグがまとめたアナリスト予想では平均で419億ドルと 見込まれていた。継続事業ベースの利益は28億7000万ドル(1株 当たり26セント)と、前年同期の53億9000万ドル(同54セン ト)から減少。アナリストの予想平均は1株当たり24セントだった。

金融事業の損失への警戒感からGEの時価総額は1年で半分以下 になった。ジェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)にとって、 金融部門GEキャピタルの事業縮小がますます急務となっている。

同CEOは、ジェットエンジンや発電用タービンなど多様な製品 と関連サービスの受注で収益を支える考えだ。4-6月期末の受注残 は1690億ドル。5月末時点では約1700億ドルだった。

GEの株価は17日の通常取引開始前の時間外取引で、ニューヨ ーク時間午前8時20分現在、前日比58セント(3.9%)安の

11.92ドル。

4事業部門

4-6月期は、GEの4主要事業部門のうち、13%増益となっ たエネルギーインフラストラクチャー部門を除く3事業部門で減益と なった。ヘルスケア事業を含むテクノロジーインフラ部門の利益は 11%減少し、NBCユニバーサル部門は41%の減益だった。

GEキャピタルの利益は5億9000万ドルと、前年同期の29億 ドルから減少。税引き前利益は1億4900万ドル。

イメルトCEOは文書で、「困難な環境にあるが、金融サービス 事業の業務絞込みの計画は予定より速く進展している」と説明した。

同CEOは現在既に、GEキャピタルの総資産を4000億- 4500億ドルと昨年の約6370億ドルから縮小し、全社の利益に占め る同部門利益の割合を約30%以下に低下させることを目指している (昨年は約50%)。GEは28日に金融部門の詳細な見直しを予定 している。

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