中国は10年に利上げに転じる公算、景気回復加速で-調査

ブルームバーグ・ニュースのエ コノミスト調査によると、中国は景気回復の加速に伴い、2010年に は利上げに転じる見込みだ。

ブルームバーグがエコノミスト9人を対象に実施した調査では、 政策金利である1年物貸出基準金利は来年、5.85%(予想中央値)と

0.54ポイントの引き上げが見込まれている。預金金利も同幅引き上 げられ、2.79%となる見通し。

今年1-6月(上期)の銀行の新規融資が1兆ドルを突破し、過 去最高となったことが中国の景気回復を後押しし、中国国家統計局が 16日発表した4-6月(第2四半期)の国内総生産(GDP)は前年 同期比7.9%増となった。ただ、年内は景気回復を確固たるものにす るため、政策金利は4年ぶりの低水準で据え置かれると予想されてい る。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのエコノミスト、シャ ーマン・チャン氏(シドニー在勤)は「世界の経済情勢は依然不透明 で、中国の政策担当者は慎重姿勢を保つ必要があることから、年内は 利上げが見送られる可能性がある」と分析した。

この調査は、4-6月期のGDP統計発表後に集計された。統計 局は、1-6月期の景気拡大が政府の設定した今年の成長率8%の目 標達成に向けた基礎を築いたと指摘している。

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