米国債と円が上昇、米株指数先物下落-CIT懸念とジャカルタ爆発で

ロンドン時間17日朝の金融市場で は、米国債と円が上昇。米金融会社CITグループの破たん懸念とイ ンドネシアの首都ジャカルタでのホテル爆発事件を受けて安全資産へ の需要が高まった。

円は主要16通貨中15通貨に対して上昇。CITは起債について 米政府の保証を得られず、他の資金調達手段を模索している。ジャカ ルタではこの日、2つの高級ホテルで爆発があり死傷者を出した。イ ンドネシア・ルピアはほぼ2週間で最大の下落。

ロンドン時間午前7時35分(日本時間午後3時35分)現在、円 は1ユーロ=132円14銭とニューヨーク16日の132円89銭から上昇。 対ドルでは1ドル=93円66銭(前日は93円93銭)に上昇。ブルー ムバーグのデータによると、米10年国債(表面利率3.125%、2019 年5月償還)の利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下(価格は上昇)し3.55%。

S&P500種株価指数先物は0.3%下落。主要6通貨に対するイン ターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は0.4%上昇し79.422。

三菱UFJ信託銀行資金為替部のシニアマネジャー、八幡高雄氏 は、インドネシアの爆発がリスク回避志向を強め円買いにつながった と述べた。CIBCワールド・マーケッツの債券営業担当者は、質へ の逃避だとし、爆発は株式投資のリスクを高めたと指摘した。

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