北極の氷河:マンハッタン大の氷、2カ月以内にはく離へ-保護団体

環境保護団体グリーンピースに よると、北極圏グリーンランド北西部の氷河からニューヨーク市のマ ンハッタン大の氷が約2カ月以内にはく離しそうだ。

北極の氷河の状態を調査している科学者の代表、グリーンピース のキーラン・マルバニー氏は、ピーターマン島の氷河から50億トン の氷がはく離しカナダのエルズミア島南部沖合を漂流するとの見通し を示した。この氷は北半球最大の海洋に突き出ている「氷舌」の一部。

マルバニー氏はインタビューで、「氷河上では水が渦巻いたり川 の流れができたりするなど多くの変化が起きているようだ。環境に明 らかな変化が現れている」と指摘した。

多くの科学者の研究によると、グリーンランドや南極の氷河では 予想以上に速いペースで解氷が進んでおり、解けた水が海中に流れ込 んで海面を上昇させ全世界的に沿岸地域が危機にさらされる可能性が ある。

グリーンピースの電子メールの文書によると、今夏にピーターマ ン島の氷河からはく離が予想される氷の重量は、昨年はく離した氷床 の10億トンを上回る。

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