米GM、オペルの売却先「来週早々」決定の公算-次期国際業務責任者

米自動車メーカー、ゼネラ ル・モーターズ(GM)の次期国際業務担当責任者、ニック・ライ リー氏は17日、欧州部門の中核企業であるドイツのオペルの売却 先について、「来週早々」決定する可能性が高いと語った。

現在はアジア・太平洋部門責任者を務めるライリー氏は上海 でブルームバーグテレビジョンのインタビューに答え、カナダの自 動車部品メーカー、マグナ・インターナショナルと投資会社RHJ インターナショナルが、売却先の「最有力候補」だろうとの認識を 示した。同氏は来月、北米以外の業務を統括するポジションに就任 する。

ドイツ経済技術省のホマン事務次官は、北京で15日にRH Jの幹部と会談後、電話取材に応じ、GMと長期にわたり交渉して きている分、マグナが「依然、一歩リードしている」との認識を示 した。同次官は「RHJも追いつきつつある」と付け加えた。

GMはオペル売却について、マグナとRHJに最終的な買収 案を要請している。状況に詳しい関係者3人が、提案は非公開だと して匿名を条件に語った。GMは同部門売却で5月に、マグナとの 間で拘束力のない覚書に署名している。1人の関係者は、中国の北 京汽車工業も最終的な買収案を提出する可能性があるが、イタリア の自動車メーカー、フィアットは提案を見直すか不透明だと指摘し た。

GM欧州部門、RHJ、マグナ、フィアットの各広報担当者 はコメントを避けた。北京汽車への時間外の電話取材に対しては今 のところ応答がない。

ドイツ政府は5月30日に、オペルの優先交渉権者としてマ グナとロシア最大の銀行ズベルバンク連合を選択。北京汽車とフィ アットもオペルに買収提案を行っている。

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