インドネシア金融市場:トリプル安、ジャカルタ爆弾テロで

17日のインドネシア金融市場で は、通貨ルピアが一時、3週間ぶりの大幅安となったほか、株式・債 券相場も下落した。首都ジャカルタにある2つのホテル、リッツカー ルトンとJWマリオットでこの日、爆発が発生し、少なくとも8人が 死亡したことが影響した。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、ルピアの対ドル相場 は一時、前日比1%安まで下げた。ジャカルタ時間午後4時37分(日 本時間同6時37分)現在は0.4%安の1ドル=10163ルピアで取引 されている。ジャカルタ総合株価指数は一時2.7%安まで売り込まれ た後は下げ渋り、前日比11.60ポイント(0.6%)安の2106.35で 取引を終了した。

ディーラー間市場協会(IDMA)の終値によれば、10年物国債 (表面利率11.5%、2019年9月償還)の利回りは前日比7ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し10.46%となった。価格 は0.4500ポイント低下し106.373。

アバディーン・アセット・マネジメントのアジア担当マネジング ディレクター、ヒュー・ヤング氏は、「無条件反射的な影響があるだろ う。こうしたことは常に懸念されるが、辛抱することを身に付けるよ うになる」と語った。

現地の警察当局者は、この日の爆発は「高性能爆弾」によるもの だったと語った。これまでのところ犯行声明は出されていない。少な くとも42人が負傷したという。

インドネシアのユドヨノ大統領は記者団に対し、「このテロ攻撃は、 経済や投資環境、観光業界、世界でのインドネシアの印象に対し広範 な影響を及ぼす」と述べた上で、「早急かつ徹底的な」捜査を命じたと 付け加えた。

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