カナダ・ドル:4日ぶり反落、リスク資産を敬遠-国債相場は反発

16日の外国為替市場で、カナ ダ・ドルは4日ぶりに反落した。今週、前日までは主要10カ国(G 10)通貨の中で最も高い上昇率だったが、資源国通貨など比較的リス クの高い資産を敬遠する動きに押された。

カナダ・ドルは、米商業金融CITグループが破たんする可能性 があるとの観測が広がるなか、今週に入って初の下落。企業収益の改 善と商品相場上昇で投資家のリスク志向が高まり、今週は15日までに 前週末比で、米ドルに対し4.6%上げていた。

スコティア・キャピタルの通貨ストラテジスト、サチャ・ティハ ニ氏は「予想を上回る決算発表が続いているものの、CITをめぐる 状況はリスク回避の根底の意味を教えている」と指摘し、それがカナ ダ・ドルに「ある程度の下落圧力となっている」と述べた。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時5分(日本時間17日午前 5時5分)現在、前日比0.5%安の1米ドル=1.1181カナダ・ドル (1カナダ・ドル=0.8943米ドル)。15日は1.1126カナダ・ドル で、一時は6月12日以来の高値となる1.1118カナダ・ドルまで上昇 した。

カナダ国債市場では、10年物国債(表面利率3.75%、2019年6 月償還)の利回りが前日比8ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下し、3.41%。価格は同71セント高の102.85カナダ・ ドルだった。

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