米グーグル4-6月:広告不振で売上高伸び悩む-株価下落(Update2

インターネット検索大手の米グー グルが16日発表した2009年4-6月(第2四半期)決算は、リセッ ション(景気後退)による広告料の減少が響き、売上高は伸び悩んだ。 株価は決算発表を受けた時間外取引で一時2.2%下落した。

売上高は前年同期比2.9%増となり、1-3月(第1四半期)の

6.2%増から鈍化した。グーグル広告の平均コストは前年同期比で13% 減少した。

グーグルの主な収入源であるインターネット広告収入は企業の予 算縮小を背景に低迷している。英ゼニスオプティメディア・グループ によると、世界のオンライン広告は今年10%増と昨年の22%増を下回 る伸びになる見込み。同社はマイクロソフトの新検索エンジン「ビン グ」からの攻勢にも直面している。

ベンチマークのアナリスト、クレイトン・モラン氏はインタビュ ーで、「景気動向が引き続きグーグルのビジネスを弱める可能性が高 い」と述べた。

ナスダック市場でグーグル株は、442.60ドルで終了。年初来では 44%高。決算発表を受けた時間外取引では一時9.60ドル安の433ドル を付けた。

「比較的安定」

エリック・シュミット最高経営責任者(CEO)は電話会議で「第 2四半期の当社のビジネスは比較的安定していた。ただ回復の実現時 期を言うのは時期尚早だ」と述べた。

同社によると、グーグル広告のクリック回数は前期比で約2%減 少した。

提携先サイトへの支払い分を除いた売上高は40億7000万ドルで、 ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は40億6000万ドルだ った。

純利益は前年同期比19%増の14億8000万ドル(1株当たり4.66 ドル)となり、前年同期の12億5000万ドル(同3.92ドル)から増加 した。株式報酬などの一部費用を除いたベースの1株利益は5.36ドル となり、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の5.08ドルを上回 った。

グーグルは広告収入の鈍化や競争激化に対応し、今年前半に経費 を抑制した。3月には従業員の1%に相当する約200人を削減。また、 新聞・ラジオ広告部門を閉鎖した。

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