NY原油(16日):続伸、ルービニ教授の景気見通しで

ニューヨーク原油相場は続伸し、 1週間ぶり高値となった。米ニューヨーク大学のヌリエル・ルービニ 教授(経済学)がリセッション(景気後退)は年内に終了するとの見 通しを示したことが手掛かり。

原油相場は取引終盤にかけて反転。金融危機を正確に予想したこ とで知られるルービニ教授の同発言に反応した。朝方には売りが先行 し、下落幅は一時2ドルとなった。米国の原油在庫が増加する一方、 リセッションの継続で需要は減退するとの懸念が広がった。

PFGベスト(シカゴ)のバイスプレジデント、フィル・フリン 氏は「株式相場が堅調で、原油もそれに追随した」と指摘。「ルービ ニ教授が正しければ、需要は拡大し、この日の上昇も正当化される。 ただ、原油相場は依然ぜい弱であり失業率がさらに上昇すれば新たな 下値を試す展開も予想される」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前日 比48セント(0.78%)高の1バレル=62.02ドルで終了した。

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