ゴールドマンとインテルは天恵-「強気になる理由」探すムード広がる

ゴールドマン・サックス・グルー プの最高益やインテルの堅調な見通しが、企業幹部の株売りやオプシ ョントレーダーの弱気に打ち勝ち、米S&P500種株価指数に4カ月 で最大の上昇を演じさせた。

S&P500種は15日に3%上昇。13日から3日間での上昇は3月 以来で最も急だった。金融大手のゴールドマンが14日朝に発表した 2009年4-6月(第2四半期)決算は過去最高益。半導体メーカー最 大手のインテルは同日夕、7-9月(第3四半期)売上高がアナリス ト予想を上回るとの見通しを示した。

ほんの数週間前には、企業幹部の株売りやオプション市場での弱 気優勢、失業増加を理由に、運用者らはS&P500種の下落を見込ん でいた。

S&P500種は6月12日までの14週間で40%上昇し年初来高値 を付けた。先週末の7月10日はそこから7.1%下落の879.13。今週に 入っては15日まで3日続伸。8日に4-6月期の決算発表が始まって からの上昇率は6%となっている。

ファースト・ソース・インベストメント・アドバイザーズで運用 に携わるジェーソン・クーパー氏は「株価上昇は発表される決算の内 容が強さを示しているからだ」と述べた。

オッペンハイマーファンズのマネーマネジャー、マイケル・リバ イン氏は「てんびんの針が、人々が強気になる理由を探す状態の方に 振れた」として、「慎重ながら楽観というムードがある」と指摘した。

一方、ハンティントン・アセット・マネジメントで運用に携わる ピーター・ソレンティノ氏は「希望を抱きたいという人間の願望は永 遠にわき続ける」と論評。同氏はS&P500種が12月に15日終値か ら17%下落し12月に775となったときに利益の出るオプションのポ ジションを持ち続けているという。

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