米大統領:GMにディーラーとの契約回復を義務付ける法案に反対表明

オバマ米大統領は、米議会が自動 車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーに対し、破産手 続きの過程で解消したディーラーとの関係の回復を義務付けようとし ていることに「強く反対する」と表明した。ただ、拒否権発動をちら つかせるまでには至っていない。

ホワイトハウスは15日付の声明で、「クライスラーとGMによる ディーラー網の合理化の決定は、再建計画全体の極めて重要な部分だ った」と指摘。この計画は両社を長期にわたって存続可能とするもの であり、雇用を守ることにつながる、と主張した。

また「1つの特定の団体のために、解決済みの法的破産手続きに 現時点で介入する」ことは「危険な先例」を作ることになるとした。

下院の法案は、連邦政府の支援を受ける条件として、クライスラ ーとGMにディーラーとの契約の回復を義務付けるもの。下院本会議 は16日に同法案の採決を行う予定。両社はこれに反発しているが、 議員らは、両社がディーラーに対し通知や説明をほとんど行うことな く契約を打ち切ったと批判している。

GMの広報担当、グレッグ・マーティン氏は、同社が約2400の ディーラーを削減する計画と説明。クライスラーは789のディーラー が削減対象としている。

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