英政府の投資銀行への顧問料支払い、前年比62%増-金融安定化策で

英政府が金融システム安定 化策に関連した助言依頼などで投資銀行に支払った顧問料は今年こ れまでに1150万ポンド(約17億7400万円)に達し、既に昨年 全体を62%上回っていることが分かった。

英財務省が情報公開法に基づくブルームバーグ・ニュースの 開示請求に回答したもので、クレディ・スイス・グループは2009 年1-6月(上期)に960万ポンド、シティグループは190万ポ ンドの顧問料を受け取った。08年にはゴールドマン・サックス・ グループとモルガン・スタンレー、ドイツ銀行に計710万ポンド が支払われた。

英財務省は、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グ ループ(RBS)とロイズ・バンキング・ブループが保有している 資産の評価で顧問料を支払ったと説明した。両行の資産は5850億 ポンド規模の資産保証プログラムの対象とされている。英政府は資 産保証プログラムや直接投資、ローンの引き受けを通じて国内銀行 システム支援に総額1兆4000億ポンドを投じている。

会計事務所デロイトのバンキング・パートナー、オリバー・ グランディ氏は、「これは大きな数字だが、資産保証プログラムの 規模に比べれば控えめだ」と指摘した。

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