ウォルマート:三菱UFJ、みずほ、BNPがサムライ債の主幹事に

小売業で世界最大の米ウォルマー ト・ストアーズが発行準備をしている円建て外債(サムライ債)の主 幹事を三菱UFJ証券、みずほ証券、BNPパリバ証券が務める見通 しだ。複数の投資家や証券会社担当者が16日明らかにした。

ウォルマートは起債に先立ち、23日に投資家説明会を開催する。 2008年秋の米リーマン破たん以降、途絶えていた米国企業のサムライ 債再開の第1号となる。ブルームバーグ・データによれば、起債が実 現すれば、同社にとって08年7月24日の初回債(1000億円)以来、約 1年ぶりのサムライ債発行となる。

関係者らによると、投資家説明会の主催者には、共同主幹事となる 見込みの三菱UFJ証、みずほ証、BNPパリバ証が務める。格付け はムーディーズがAa2、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P) がAA、フィッチ・レーティングスもAAの格付けを付与しており、 見通しは安定的。

新生証券の松本康宏アナリストは、「ここのところ国内SBのスプ レッドがリーマン破たん以前の水準まで縮小してきているので、投資妙 味があるものを探すとなるとサムライ債に目が向く」としたうえで、ウ ォルマートについて、「一年前にもサムライ債を発行しており、投資家 にはなじみがあり、今回も安心感があるだろう」と語った。

ウォルマートは9日、発行総額3000億円の社債発行登録をしている。 有効期間は17日から2年間。

リーマン破たん直前からのサムライ債発行一覧
08/7/24:米ウォルマート(1000億円)
08/8/7 :韓国産業銀行(320億円)
08/8/22:豪ウエストパック(771億円)
08/9/11:豪ANZ銀行(885億円)
08/9/11:クレディ・スイス・グループ・ファイナンス(643億円)
08/9/12:独ダイムラー(435億円)
09/2/2 :豪ウエストパック銀行(2013億円、豪政府保証)
09/2/10:豪ANZ銀行(1800億円、豪政府保証)
09/2/20:カナダ輸出金融公社(316億)
09/2/20:ラボバンク(275億円)
09/4/18:スペイン開発金融公庫(500億円)
09/6/9 :オーストリア輸出銀行(800億円)
09/6/24:サンコープ・メットウェイ(130億円、豪政府保証)
09/6/25:オランダ開発金融公庫(400億円)
09/7/3 :フランス電力(1104億円)
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