仏ルノー:ブラジルでの販売拡大を狙う-まずは市場シェア10%へ

フランス2位の乗用車メーカー、 ルノーのカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は15日、中南 米最大の経済大国ブラジルにおける現在の市場シェアが、同社の潜在 力を下回っているとの見方を明らかにした。

ゴーンCEOはリオデジャネイロで記者団に対し、「ルノーの現在 の市場シェアは5-6%で、潜在力を下回っている」と述べ、時間枠 は設定せずにまずは10%のシェアを目指すと語った。

欧州自動車工業会(ACEA)が同日に発表した6月の欧州市場 での乗用車販売台数が1年2カ月ぶりに増加する中、ブラジルでの販 売増は、ルノーに支えとなる。ブラジル自動車工業会(ANFAVE A)は今月6日、2009年の同国の新車販売台数について、減税が年 末まで延長されたことが寄与し、6.4%増加して過去最高の300万台 に達するとの見通しを示した。

ゴーンCEOは、「新型車を投入することで、ブラジルでの成長を 目指す」とし、「ブラジル市場に適した小型の低価格乗用車を開発し、 現地生産する計画もある」と説明した。

世界経済については、2011年ないし12年を前にした大幅回復は ないだろうとした上で、「この危機は1年以内には終息しない」と付け 加えた。

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