5月の第3次産業活動指数は2カ月ぶりに低下

家計と企業のサービスに対する需 要を示す第3次産業活動指数は、5月に前月比で2カ月ぶりに低下し た。金融・保険業などが不振だった。

経済産業省が16日発表した5月の第3次産業活動指数(2005年 =100、季節調整値)は96.4と、前月比0.1%低下した。ブルームバ ーグ・ニュースが民間エコノミスト20人を対象に実施した事前調査の 予想中央値は前月比0.4%の上昇だった。

同指数は、世界的な景気悪化を背景に昨年後半から弱含み傾向に あったが、前月には卸・小売業や情報通信業などの上昇を受けて3カ 月ぶりのプラスに転じていた。

同省分類の13業種のうち、自動車整備など「その他サービス業」 が前月比3.5%低下したほか、「学術研究、専門・技術サービス業」 (同4.1%低下)、金融・保険業(同1.0%低下)など7業種がマイナ スとなった。プラスだったのは、卸・小売業(同0.9%上昇)や情報 通信業(同1.4%上昇)など。

指数は2カ月ぶりに低下したものの、基調の変化は見込まれてい ない。新光総合研究所のシニアエコノミスト、宮川憲央氏は「製造業 の持ち直しの動きが、卸・小売りなどのサービス業種に波及し、引き 続き全体としては下げ止まりつつある」との見方を示した。

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