欧州株:ダウ欧州600指数、6週ぶり大幅高-インテル見通し好感

欧州株式相場は上昇。ダウ欧州 600指数は6週間ぶりの大幅高となった。米半導体メーカーのインテ ルと、オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディング の売上高見通しが業績低迷の最悪期が過ぎたことを示唆したことが 材料となった。

ASMLが上げたほか、欧州最大の半導体メーカー、STマイク ロエレクトロニクスも高い。インテルの売上高見通しがアナリスト予 想を上回ったことを好感した。銅相場が1カ月ぶり高値となったほか、 鉄鉱石の生産見通しを据え置いたことを受け、英豪系鉱山会社リオ・ ティントは4.2%上昇。

ダウ欧州600指数は前日比2.7%高の209.08と、今月1日以 来で最大の値上がりとなった。ゴールドマン・サックス・グループな どの米企業が発表した4-6月期の利益がアナリスト予想を上回ったこ とから、同指数は週初から6%上昇した。6月11日の水準からは 依然として2.7%安となっている。

アビバ・インベスターズ(ロンドン)の欧州株式責任者、ジョ ン・ボサム氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「インテルは景気の底入れと回復兆候を示唆している」と述べた。さら に「株式の先行きは明るい。安定化してきたのは明白で、これは最終需 要が主導している」と語った。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、S&P500種株価指 数の構成銘柄でこれまでに決算を発表した16社は平均で12%減益 となった。企業利益は昨年10-12月(第4四半期)に56%減少 し、1-3月(第1四半期)は32%減だった。

15日の西欧市場では、18カ国すべてで主要株価指数が上昇。ダ ウ・ユーロ50種株価指数は前日比3.4%高、ダウ・欧州50種株価 指数は2.8%上げた。

STマイクロは7.3%高、ASMLは4.7%上げた。ASMLは 7-9月期売上高が約4億5000万ユーロと、前四半期の2億7700 万ユーロから増加するとの見通しを示した。顧客がより小型の半導体 製造を可能とする機械への投資を再開したことが要因。

フランスの固定電話ネットワーク大手、アルカテル・ルーセント は11%の大幅高。バンク・オブ・アメリカ(BOA)が売られ過ぎ を理由に、同銘柄の投資判断を「買い」に引き上げたことがきっかけ。

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