ガイトナー財務長官:米国は強いドル政策の維持を確約

中東を歴訪中のガイトナー米財務 長官は15日、オバマ政権は強いドルを支持すると述べ、ドルが世界の 中心的な準備通貨として存続することを確信していると表明した。

ガイトナー長官は、アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ、 アルアラビーヤのインタビューに応じ、「強いドルを変わらず支持す るのは米国の政策であり、今後もこの政策は継続する」と述べた。同 長官は、「個人的な意見であり、実際にここで耳にした意見でもある が」とした上で、ドルは「最も重要な準備通貨としてとどまる」と述 べた。

同長官は政府系ファンドのアブダビ投資庁(ADIA)とアブダ ビ投資評議会(ADIC)の関係者と会談し、財政赤字や金融規制、 海外投資に関する政策について質問に答えた。財務省関係者が記者団 に語ったところによると、長官は米国は今後も魅力ある投資先として 海外資本を呼び込みたいと述べた。

ガイトナー長官はアルアラビーヤとのインタビューで、UAE当 局がオバマ政権の金融危機対策や景気対策を懸念していないことを明 らかにした。今年の財政赤字は危機・景気対策で1兆8000億ドルに膨 らむとみられている。

同長官は「意外なことではないが、危機の原因に取り組み、安定 した回復に向けた土台を作るオバマ政権の幅広い戦略に対する信頼感 は非常に高い」と述べた。

ガイトナー長官は危機がいったん収まれば、政府が財政規律を図 る方針をあらためて表明。「ダメージを修繕し、危機から脱したと確 信すれば、財政赤字を持続可能な水準にまで縮小させることを約束す る」と言明した。

エネルギー相場については、中東地域の関係者と非公開の場で意 見を交換したとしながらも、原油価格については具体的な言及を避け た。

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