アジア株:上昇、MSCI指数は1週間ぶり高値-企業業績を好感

15日のアジア株式相場は上昇。 MSCIアジア太平洋指数は1週間ぶり高値となった。半導体最大手 の米インテルが示した2009年7-9月(第3四半期)の売上高見通 しがアナリスト予想を上回ったほか、中国国際航空の増益予想、証券 会社による中国遠洋運輸集団(COSCOホールディングス)の投資 判断引き上げに市場は反応した。

インテルに次いで半導体世界2位の韓国のサムスン電子は5.1% 高。パソコン需要が回復しつつあるとの楽観的な見方が広がった。イ ンテルは時間外取引で7.1%上昇。中国国際航空は香港市場で6.1% 高。ばら積み船運航で世界最大の中国遠洋運輸は5.8%上げた。中国 商務省がこの日発表した6月の対中直接投資は減少したものの、減少 ペースは5月から鈍化した。

豪アデレードに拠点を置くアーゴ・インベストメンツで24億ド ル相当の資産運用に携わるクリス・ホール氏は「経済指標が安定化の 兆しを示し、好調な企業決算が続くなか、市場の信頼感は戻りつつあ る」と指摘。「景気の回復はなおも脆弱(ぜいじゃく)で、われわれは 依然として米国の消費回復の兆しを待っている状況だ」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時19分現在、前日 比0.9%高の101.37。前日は2.5%上げていた。日経平均株価は前 日比7円44銭(0.1%)高の9269円25銭で終了した。

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