機能不全の政策決定システムの変革必要-政策研究大学院大・飯尾教授

政策研究大学院大学の飯尾潤教授 は14日、ブルームバーグニュースのインタビューで、来月行われる予 定の衆院選挙に関連して、いずれの政党が政権を担うかにかかわりな く、政策論議の活性化のためには、機能不全に陥っている現行の意思 決定システムの変革が必要だとの見方を示した。

麻生太郎首相は東京都議会議員選挙後の13日、今月21日の週の 早々に衆院を解散し、来月30日に衆院選の投開票を実施すると表明し た。

飯尾教授は、先に政府がまとめた景気対策に関する問題点の一つ として、「予算額が大きくなった時に官僚たちが、その枠を埋められな かった」と指摘。「本来ならやりたい政策がたまっていて、どんどん出 てこないといけないが、その場その場でつくっているから、政策のス トックがない」と述べた。

同教授はこの背景には、業界団体の意向を受けた「族議員」や省 庁間との政治的調整に官僚が追われ、政策の企画・立案に集中できて いないことがあると説明。「政治家が決めるところと役人が決めるとこ ろをきちんと分けられるか」が重要と語り、政策決定システムの見直 しを求めた。

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