ペトロチャイナ:精製部門は上期過去最高益-政府の燃料価格見直しで

時価総額で世界最大の企業、ペ トロチャイナ(中国石油)の石油精製部門の2009年上期(1-6 月)利益が過去最高となった。精製業者がコスト増加分を製品価格に 転嫁できるよう、中国政府が燃料価格の算定方法を見直したことが寄 与した。

同社の親会社、中国石油天然ガス集団(CNPC)が15日、ウ ェブサイトに発表文を掲載し「金融危機の影響で精製量は減少し、製 油所の稼働率が低下したにもかかわらず、ペトロチャイナの精製部門 と化学部門子会社は上期に好業績を挙げた」と説明した。石油精製部 門の利益は、ペトロチャイナにとり2000年の上場以来の最高だった と発表した。

中国政府は今年これまでに、国内のガソリンと軽油の価格を3回 引き上げている。原油コストと税、精製業者にとっての「適切な利 益」を勘案した新たな価格算定方式に基づいた値上げだ。

UOBケイ・ヒアンのアナリスト、ワン・アオチャオ氏(上海在 勤)は「ペトロチャイナの原油1バレル当たりの精製マージンは現在、 極めて高い」と指摘し、「同社について非常に強気だ。向こう数四半 期にわたって増益が期待できる」と述べた。

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