ヘッジファンドのグリーンライト:金ETFを金に交換-手数料節約

デービッド・アインホーン氏が 経営するヘッジファンド運営会社、グリーンライト・キャピタル(ニ ューヨーク)は投資家に対し、保有する金連動型ETF(上場投資信 託)すべてを4-6月(第2四半期)に金に交換したことを明らかに した。同社は1996年の創業で運用資産は50億ドル(約4700億 円)。

グリーンライトは13日、投資家向け書簡で、金連動型ETFの 「SPDRゴールド・トラスト」について「このETFの手数料より金 の保管コストの方が安いため少なくとも若干の節約になる」としている。

アインホーン氏(40)は1月、政府支出の拡大でインフレ懸念 が高まるなか、初めて金に投資することを顧客に明らかにした。グリ ーンライトの1-3月(第1四半期)のSPDRゴールド・トラスト の持ち高は420万株に上った。金相場は年初来で5.8%上昇してい る。

ブルームバーグ・ニュースが入手した書簡の写しによると、グ リーンライトが運用する「グリーンライト・キャピタル・ファンド」 の4-6月の運用成績はプラス16.3%で、年初来では同21.5%。 米自動車会社フォード・モーターの社債への投資などが運用成績を押 し上げた。昨年の成績はマイナス23%だった。

調査会社のヘッジファンド・リサーチ(シカゴ)によると、ヘ ッジファンドの1-6月の運用成績は平均でプラス9.4%、昨年はマ イナス19%だった。

グリーンライトの広報担当者、スティーブ・ブルース氏は書簡 に関するコメントを控えた。

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