三洋電株が続伸、4-9月営業赤字は期初予想比縮小の報道

充電池世界最大手の三洋電機の株 価が一時、前日比5.3%高の219円と続伸。2009年4-9月期の営業 損失は期初予想の200億円から50億円程度に縮小すると一部で報じら れ、業況好転を見込む買いが先行した。ただ、相場全般の伸び悩みも影 響し、上値は限定的。午前10時51分現在の売買高は2540万株と、過 去1カ月間の1日当たり平均の半日換算2200万株をやや上回る。

SMBCフレンド証券の中西文行ストラテジストは、「まだ子会 社化されてないが、パナソニックとの相乗効果が出始めているという印 象」と指摘。その上で、「充電池、自動車用バッテリーなどにも強い三 洋として、今後の収益回復が期待されているのではないか」との見方を 示した。

15日付の日本経済新聞朝刊は、電子部品市況やデジタル家電需要 が当初の想定以上に回復し、主力事業の充電池(2次電池)の販売も好 調を維持、4-9月期の営業赤字幅は期初予想の4分の1程度に縮小す ると報じた。4-6月期も営業赤字が期初予想より小さい100億円弱 にとどまる見通し。デジタルカメラや北米向け薄型テレビの販売が想定 を上回っているもよう、としている。取材源は示していない。

報道に対して、三洋電では「当社から発表したものではない」と の声明を発表、4-6月期決算は7月30日に予定している。

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