米投信ジャナスのブラックCEOが辞任-マネジャーとの対立後

米投資信託会社ジャナス・キャピ タル・グループのゲーリー・ブラック最高経営責任者(CEO、49) は、過去3年余りにわたって、社の再建や投資マネジャーの報酬と影響 力の抑制に取り組んだ後、CEO職を辞任した。

ジャナスの14日の発表資料によれば、取締役会メンバーのティム ・アーマー氏が暫定CEOに就任する。辞任発表後、米株式市場の時間 外取引でジャナスの株価は一時9.2%安を付けた。

ブラック氏がCEOに就任した2006年初めのジャナスは、ハイテ ク株の暴落やファンド取引に絡んだ不祥事で打撃を受けていた。同氏が チームベースの資産運用への切り替えなど改革を進めた結果、少なくと も15人のポートフォリオ・マネジャーと経営幹部が退社した。

スタイフェル・ニコラウスのアナリスト、ジェフリー・ホプソン氏 はインタビューで、「ブラック氏は、組織内で非難を受ける役割を果た した男だった」と指摘。「これは必要だった」と説明した。

元ジャナスのファンドマネジャー、エドワード・キーリー氏は契約 違反があったとしてジャナスに480万ドルの賠償を求め提訴し、勝訴 した。キーリー氏には270万ドルが支払われた。

ジャナスの広報担当、シェリー・ピーターソン氏は、ブラック氏の 辞任とキーリー氏の訴訟は関係がないと述べた。

14日の米株式市場の時間外取引で、ニューヨーク時間午後5時32 分(日本時間15日午前6時32分)現在、ジャナスの株価は10.14ド ルに下落。通常取引終値は11.17ドルだった。

同社はまた、1億5000万ドル(約140億円)相当の普通株発行と、 2014年償還予定の優先転換社債1億5000万ドル相当の発行を発表し た。

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