英国債:下落、英住宅市場の改善見通しで-2年債利回り1.11%

英国債相場は下落。6月の英住宅 市場の改善を示唆する調査結果を受け、英経済が景気後退(リセッシ ョン)最悪期から脱却しつつあるとの見方から、国債は売りが優勢と なった。

2年債利回りは3営業日ぶりに上昇。英王立公認不動産鑑定士協 会(RICS)が不動産業者や鑑定士を対象に6月に実施した調査に よると、英国全体では住宅価格が下落したとの回答は上昇したとの回 答を18.1ポイント上回ったが、その差は2007年9月以来で最小だっ た。また、米ゴールドマン・サックス・グループが発表した4-6月 (第2四半期)決算が予想を上回ったことを手掛かりに株価が上昇し たことも、英国債の売り材料となった。FTSE350銀行株指数は

1.7%上昇した。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バン キングの債券ストラテジスト、ジュゼッペ・マラフィーノ氏(ミラノ 在勤)は、「住宅関連データは見通しの緩やかな改善を示唆したとい う点でプラスの内容だったが、国債にとっては悪材料だ」と語った。

2年債利回りは前日比6ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上げ1.11%となった。同国債(表面利率4.25%、2011年3月 償還)価格は0.11ポイント下げ105.12。10年債利回りは7bp上げ て3.74%。

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