6月の米小売売上高は0.6%増、車とガソリン除くと減少

米商務省が14日に発表した6 月の小売売上高(速報)は季節調整済みで前月比0.6%増加した。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値 (0.4%増)を上回った。自動車販売のインセンティブやガソリン 価格の上昇が寄与した。

変動の大きい自動車とガソリンを除くベースでは前月比0.2%減 少と、前月の0.1%減からマイナス幅が拡大した。同項目はこれで4 カ月連続マイナス。

UBSセキュリティーズのシニアエコノミスト、ジェームズ・ オサリバン氏は、「消費者はまだ非常に慎重だ。労働市場が改善する 必要がある。下半期に入っても景気の回復は依然として弱いだろう」 と述べた。

自動車を除いた小売売上高は0.3%増と、前月の0.4%増から伸 びが鈍化した。エコノミスト予想では今月は0.5%増が見込まれて いた。

国内総生産(GDP)の個人消費の算出に使用される自動車と ガソリン、建設資材を除くベースの小売売上高は前月比で0.1%減 だった。

自動車・同部品の売上高は2.3%増加した。ただ、GDPの算出 に使用される自動車業界が発表した数値では6月の自動車販売は減 少した。米オートデータのデータによると6月は年率970万台、前 月の990万台から減少した。

ガソリンスタンドの売上高は前月に続き5%増と、堅調に推移 した。

このほか電気製品や食品・飲料、スポーツ用品の売り上げが前 月比で増加した。

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