香港金融当局、1年後にも香港ドルの許容変動幅拡大か-ING

INGグループによると、香港は 向こう1-2年の間に米ドルに対する香港ドルの許容変動幅を拡大さ せる公算が高い。中国の経済成長が香港への投資を引き付けるなか、 香港ドルの上昇を容認するという。

香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は香港ドルが1米 ドル=7.75-7.85香港ドルの許容変動幅を超えて上昇するのを防ぐ ため、今年1-6月(上期)に1890億香港ドル(約2兆2740億円) 規模の介入を行った。INGのアジア調査責任者、ティム・コンドン 氏(シンガポール在勤)は、変動幅の緩和により香港ドルは6.80香 港ドルまで上昇する可能性があるとの見方を示した。

コンドン氏は「緩和的な金融・財政政策に対する中国経済の反応 が予想よりも強いことが、信頼性に敏感な資金を引き付けている」と 述べた上で、「これがHKMAにとっては頭痛の種になり、最終的に許 容変動幅の拡大へと動かせる」との見方を示した。

香港ドルは1983年以降、1米ドル=約7.8香港ドルで米ドルと ペッグ(連動)している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE