「ハリポタ」映画第6弾が15日公開、タイムワーナーは首位奪取か

:J・K・ローリング氏の人気フ ァンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズの映画化作品第6弾「ハ リー・ポッターと謎のプリンス」が15日に封切りとなる。制作会社 の米タイムワーナーは魔法のほうきで飛び立つ主人公ハリーに導かれ、 「トランスフォーマー」を配給したバイアコムを抜き今年の映画興行 成績首位の座を奪取できるかどうかが注目される。

映画興行成績予想会社の米ハリウッド・ストック・エクスチェン ジのアナリスト、ジェフ・ハートキー氏によると、北米4200強の劇 場で公開される「謎のプリンス」の興行収入は、封切り後5日間で1 億5500万ドルに上る見込み。

この規模の興行収入ならタイムワーナーは今週、今年の興行収入 首位の座を十分に奪取できる見通しだ。ボックス・オフィス・モジョ によると、バイアコムは「トランスフォーマー/リベンジ」や「スタ ー・トレック」などの作品で7月12日までの興行収入合計が11億 6000万ドルに達した。一方のタイムワーナーは10億1000万ドルで 2位。

共同プロデューサーのデービッド・バロン氏は電話インタビュー に答え、「ワーナー・ブラザーズがわれわれに置いた信頼に報いたい」 と述べ、「作品が大ヒットすれば、われわれは受け取った報酬に見合う 仕事を成し遂げたと感じられる」と語った。

ボックス・オフィス・モジョによれば、2001年から始まった同 シリーズの前5作の北米興行収入の合計は14億ドル。世界全体では 44億8000万ドルだ。タイムワーナー傘下のワーナー・ブラザーズ部 門はローリング氏の「ハリー・ポッター」シリーズの完結編となる第 7巻を基にした映画を2部作として公開する計画で、バロン氏による と、第7作の前編はイングランドで制作中。

調査会社SNLケイガンのアナリスト、ウェード・ホールデン氏 によると、「謎のプリンス」は前5作の北米興行収入の平均2億8200 万ドルを超える可能性もある。チケット販売サイトのファンダンゴの 13日の発表によれば、同作品の前売りチケットの売れ行きは今年の公 開作品で最高。

    前5作の北米興行収入は以下の通り。
題名                                      公開年月  興行収入合計
                                                   (百万ドル)
1. Harry Potter and the Sorcerer’s Stone      11/01    $317.3
2. Harry Potter and the Order of the Phoenix   7/07     292.0
3. Harry Potter and the Goblet of Fire        11/05     290.0
4. Harry Potter and the Chamber of Secrets    11/02     262.0
5. Harry Potter and the Prisoner of Azkaban    6/04     249.5

情報源:ボックス・オフィス・モジョ
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