アルカイダ:中国人への報復表明、ウイグル族が犠牲で-リスク分析会

国際テロ組織アルカイダの北アフ リカを拠点とする一派がアルジェリア国内の中国人労働者を標的とし た攻撃を明言したことを、リスク分析を手掛けるステアリングアシン ト社が明らかにした。中国の新疆ウイグル自治区でイスラム系のウイ グル族が死亡した事件に対する報復としている。

同社リポートによると、アルカイダはアルジェリア国内の中国人 労働者5万人のほか、アフリカ北西部一帯にいる中国人や同国関連の プロジェクトを標的に攻撃を仕掛けることを表明した。

同社は「この脅迫は深刻に受け止めるべきだ」と指摘した上で、 3週間前にアルカイダが中国人のエンジニアを警護するアルジェリア 治安部隊の車列を奇襲し、アルジェリア人24人を殺害した事件に言及 した。

新疆ウイグル自治区の区都ウルムチでのウイグル族と漢民族の衝 突では今月これまでに約200人が死亡し、中国では過去数十年で最悪 の民族間抗争となった。ウルムチ市当局によると、13日にナイフや棒 を持ってウイグル族の男性を襲っていたウイグル族男性2人を警察が 射殺した事件を受けて、暴力事件が再燃した。

ステアリングアシントによると、同自治区での暴力事件に公式に 反応を示した武装組織はアルカイダが初めて。その上で、「ジハード」 (聖戦)を唱える民兵組織の間で「新疆ウイグル自治区での不法とみ られる行為に対する報復」の必要性に関するインターネット上でのや り取りが増えていると指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE