商船三井株が大幅反発-三菱UFJ証は今期経常益を増額修正

商船三井の株価は3営業日ぶりに 大幅反発。午前の取引で一時、前日比29円(5.4%)高の564円まで 買われる場面もあった。前日に三菱UFJ証券が商船三井の2010年3 月期の連結経常利益予想を増額修正したことが好感されたもよう。

午前の株価終値は同28円(5.2%)高の563円で、出来高は833 万株。取引時間中の株価上昇率が5%を超えたのは6月10日以来。三 菱UFJ証券は13日付のリポートで、商船三井の投資判断「アウトパ フォーム」、目標株価690円をそれぞれ継続すると発表。

同社の姫野良太アナリストはリポートで、ばら積み船などのドラ イバルク事業の上方修正に伴い今期経常益を前回予想800億円から 829億円に増額修正した。その根拠として、ケープサイズの用船料の前 提を1日当り2万8000ドルから3万8500ドルへ引き上げたほか、 「今後の中国の景気刺激策に伴う鉄鉱石需要は一定程度の水準で発生す る」ためとしている。

さらに、市場予想による商船三井の11年3月期の相対PER(株 価収益率)が0.8であり、同業の日本郵船は1.05、川崎汽船が1.15 と、割安感は相対的に強いと指摘。姫野アナリストは、ブルームバー グ・ニュースの電話取材に対して、「懸念材料はコンテナ事業の今後の 価格動向を商船三井がどう見るかだ」とし、「私の予想では、コンテナ 事業の損失をドライバルク事業で補うことが可能だとみている」と説明 した。

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