ロシア:今年8.5%のマイナス成長へ-輸出低迷で政府見通し下方修正

ロシア経済は、世界的な景気後退 に伴い輸出が落ち込み、企業が在庫圧縮を図るなか、今年は最大8.5% のマイナス成長が見込まれる。同国経済発展貿易省が13日、ウェブ サイトで発表した今後3年間の経済見通しの中で明らかにした。

同国政府は5月時点で、今年の成長率をマイナス8%と予想して おり、今回は下方修正となる。ロシアの国内総生産(GDP)は1- 6月(上期)が10.2%減少、7-12月(下期)は6.8%減がそれぞ れ見込まれている。政府によれば、輸出は今年1-5月に47.4%落 ち込んだ。

ロシア政府は「外需の落ち込みが、引き続き大幅な景気縮小の一 因」と指摘した上で、景気は輸出が増加し、企業が在庫積み増しに動 き、消費者の需要が安定するのに伴い、今年下期には上向き始めると の見通しを示した。

経済発展貿易省は、今年の原油相場平均を1バレル=54ドルと見 込む。インフレ率は年間平均12-12.5%と、昨年の13.3%を下回る と予想。下期には、世界的な景気の持ち直しと金利の低下、ロシア政 府による刺激策が、国内景気の回復に寄与するとみている。

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