住友ゴム株反発、来期収益回復で上値余地大の見方-GS新規買いに

住友ゴム工業の株価が一時、前 日比6.6%高の808円と大幅反発。過去平均並みまでの収益性の改 善の可能性を株価はまだ十分に織り込んでいない、との指摘が一部ア ナリストの間から出て、上値余地を期待した買いが優勢となった。

取引時間中の上昇率としては6月26日の8.7%以来、およそ2 週間ぶりの大きさ。年初来高値は7月6日の817円。年初から昨日 までの東証1部33業種のゴム製品株指数採用銘柄のパフォーマンス を見ると、住友ゴムはマイナス2.6%と対大手比較ではブリヂストン のプラス12%、横浜ゴムのプラス0.7%に劣っている。

ゴールドマン・サックス(GS)証券では13日、住友ゴムの投 資判断を新規に「買い」とし、目標株価950円で調査を開始した。 リポートによると、会社予想による2009年12月期の連結営業利益 140億円の達成は、数量前提が楽観的であるため難しいとし、GS証 は105億円と会社計画からの下振れを見込む。

一方、需要回復などから10年12月期は過去平均並みの営業利 益率の回復をGS証では予想、担当の湯沢康太アナリストらは「会社 側の下方修正で株価が調整する局面では、ミッドサイクル・マージン に回帰する局面でのバリュエーション水準訂正を期待した買い増しを 推奨したい」(13日付のリポート)としている。

GS証によると、住友ゴムを含む国内タイヤメーカー大手3社の 過去の営業利益率レンジは2-8%で、平均は4%。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE