米原油在庫:先週180万バレル減か、製油所の利ざや低下-BN調査

ブルームバーグ・ニュースのアナ リスト調査によると、米原油在庫は先週、5週連続で減少したもよう だ。製油所が利ざや低下で原油入荷を減らしていることが背景。

米エネルギー省による在庫統計発表を前にアナリスト11人を対象 に実施した調査の中央値によると、10日に終わった週の原油在庫は前 週の3億4730万バレルから180万バレル減少したと予想されている。 8人が減少、3人が増加を予想した。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブのエネルギーアナリ スト、ティム・エバンス氏は、「在庫は過去9週間で8週減少している。 先週に下降トレンドが終わったと考える理由はない。過去数年間のこ の時期の平均減少幅は210万バレルで、通常のトレンドであることが 示唆されている」と述べた。

8月限原油の精製想定利ざやは13日、バレル当たり7.20ドルと なり、6月16日の13.071ドル(先物価格に基づく)から低下した。

エバンス氏は「原油在庫が減少し続ける最大の理由は、設備稼働 率がそれほど高くないときに製油所が在庫を引き出しているからだ」 と指摘した。

先週の設備稼働率は、前週比変わらずの86.8%となる見込み。昨 年7月11日で終わった週は89.5%だった。

ガソリン在庫は前週の2億1310万バレルから75万バレル増加し たとみられる。10人が増加を予想し、減少を予想したのは1人。

ヒーティングオイル(暖房油)とディーゼル油を含む留出油在庫 は、前週の1億5870万バレルから200万バレル増加したもよう。全員 が増加を予想した。

エネルギー省は週間在庫統計をワシントン時間15日午前10時半 (日本時間同日午後11時半)に発表する。

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