韓国とEU:FTA交渉が妥結、来年前半にも発効-米に批准迫る圧力

【記者:Heejin Koo】

7月13日(ブルームバーグ):韓国と欧州連合(EU)の自由 貿易協定(FTA)締結交渉が妥結し、早ければ来年前半にも発効 する見通しとなった。韓国政府が13日発表した。EUとの交渉妥 結は、議会の承認が得られていない米韓FTAの批准を米国に迫る 圧力になるとみられる。

韓国のリ・へミン外交通商次官は13日ソウルで記者団に対し、 同国とEU加盟27カ国が2年2カ月に及ぶ交渉を完了し、法的見 直しを経て9月に仮調印を行う予定だと説明。来年1月ないし2月 に最終承認され、来年前半に発効できる見通しだと述べた。

韓国とEUのFTAは、双方がこれまで締結した自由貿易協定 としては最大規模となる。関税撤廃によって、貿易額760億ユー ロ(約9兆9000億円)に上る通商関係の拡大を図り、世界的な経 済危機の影響を最小限に抑えることができると期待している。

サムスン経済研究所のキム・デュク・カブ上級研究員「韓国と EUとのFTAが米韓FTAよりも前に批准された場合、米国の輸 出業者は今後競争上の優位の多くを失うことになる」と述べた。

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