英住宅市場は改善-ロンドンで1年8カ月ぶり価格上昇回答が多勢に

英王立公認不動産鑑定士協会(R ICS)が不動産業者や鑑定士を対象に6月に実施した調査によれば、 英住宅市場は改善した。首都ロンドンでは1年8カ月ぶりに、住宅価 格が上昇したとの回答が、下落したとの回答を上回った。

14日発表された同調査結果によれば、英国全体では、住宅価格が 下落したとの回答が上昇したとの回答を18.1ポイント上回ったが、 その差は2007年9月以来最小だった。ロンドンで上昇回答が下落を 上回ったのは、07年10月以来初めて。

英経済が深刻なリセッション(景気後退)から脱却し始めるなか、 ここ2年間の住宅価格落ち込みも一段落しそうだ。イングランド銀行 は先週の金融政策委員会(MPC)で、英国債買い取りプログラムの 規模を拡大せず、8月公表の景気とインフレ見通しを見極める方針を 明らかにした。

RICSのチーフエコノミスト、サイモン・ラビンソーン氏はブ ルームバーグテレビジョンとのインタビューで「楽観論が目立つよう になってきた」と指摘。「センチメントが大きく変化してきた」と語っ た。

RICSの調査によれば、不動産鑑定士の過半数は、07年5月以 来初めて不動産価格が上昇すると予想。新規販売と買い手の関心を示 す指数は、1999年以来で最高に達したという。

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