原油相場は50ドルに下落も、先週60ドル割れで-テクニカル分析

米エネルギー取引コンサルティン グ会社ショーク・グループのスティーブン・ショーク社長によると、 原油相場は1バレル=60ドルを下回る水準で先週の取引を終えたこ とから、約2カ月ぶりの安値となる50ドルまで下落する可能性があ る。

ショーク氏は13日付のリポートで、7月10日終了週に10%下 落した原油相場は、61.25-58.59ドルの「レンジ内で持ち合ってい る」と指摘。同レンジの上限はテクニカル分析のフィボナッチ数列に 基づく50%のリトレースメント(戻り)の水準、下限は同62%の水 準に相当するという。

同氏は「強気派が守りに入れば、このレンジ内にとどまるだろう。 そして、強気派の見通しが的中すれば、さらに75ドルへと上昇する。 外れれば、重要な節目である50ドルに向けて下落する」との見方を 示した。

原油相場は4月21日の1バレル=43.83ドルから上昇し、6月 30日に一時73.38ドルを付けた。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト41人を対象にまとめた 調査によると、原油相場は今週、リセッション(景気後退)や雇用情 勢の悪化が需要縮小につながるとの観測で、下がり続ける可能性があ る。調査では19人(全体の46%)が原油先物相場の下落を、13人 (同32%)が上昇をそれぞれ予想した。

先週10日のニューヨーク原油先物相場(8月限)は1バレル=

0.9%安の1バレル=59.89ドルで取引を終えた。

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