米自動車作業部会の首席顧問ラトナー氏辞任へ-後任はブルーム氏

米財務省は、オバマ米政権 の自動車業界作業部会を首席顧問として率いてきたスティーブン・ ラトナー氏が辞任すると発表した。ラトナー氏は米自動車会社ゼネ ラル・モーターズ(GM)とクライスラーの再建を支援するため米 金融業界から同作業部会に参加していた。

財務省の発表資料によれば、後任には米投資銀行ラザードの元 幹部で米鉄鋼労働組合(USW)の顧問をかつて務めたロン・ブル ーム氏が就任する。

3日前には、米政府が過半数株式を保有する新生GMが誕生。 政府主導の下、クライスラーも先月新たなスタートを切っている。 ラトナー氏は2月に同作業部会の首席顧問に指名された。

オートモーティブ・コンサルティング・グループのデニス・ビ ラグ社長は、ラトナー氏について「このタイムフレームのなか、非 常に素晴らしい結果を残した」と指摘。「彼の仕事は、自動車会社 を可能な限り早く破産法適用を通じて再生させることだった。彼は それをやり遂げた」と説明した。

米プライベートエクイティ(未公開株、PE)投資会社クアド ラングル・グループの共同創業者であるラトナー氏は、政府が見込 んでいた60-90日よりも早くGMが更正手続きを終えることに寄 与した。GMは6月1日に連邦破産法の適用を申請した。

ガイトナー米財務長官は発表資料で、ラトナー氏は「ニューヨ ーク市の家族との私生活に戻ることを決めた」とした上で、「ラト ナー氏が将来、そのたぐいまれな能力を再び行政に生かしてくれる ことを望む」と述べた。

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