7月13日の米国マーケットサマリー:株価反発、ダウ平均185ドル高

ニューヨークの為替・株式・ 債券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.3997 1.3936 ドル/円 92.94 92.54 ユーロ/円 130.08 129.00

株 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率 ダウ工業株30種 8,331.68 +185.16 +2.3% S&P500種 901.05 +21.92 +2.5% ナスダック総合指数 1,793.21 +37.18 +2.1%

債券 直近利回り 前営業日比 米国債2年物 .90% -.00 米国債10年物 3.35% +.05 米国債30年物 4.24% +.04

商品 (中心限月) 終値 前営業日比 変化率 COMEX金 (ドル/オンス)922.50 +10.00 +1.10% 原油先物 (ドル/バレル)59.69 -.20 -.33%

◎外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場では円とドルがユーロに対して下落。米 ゴールドマン・サックス・グループの決算発表を控えてゴールドマンを 中心に金融株が上昇し、投資家の間で高利回り資産の保有が拡大すると の見方が広がった。

シティグループのまとめた指数によると、短期的なリスク回避を 示す水準は今年3月以来の最高に迫っているが、スイス・フランや円 を含む主要通貨に対するドルの今月のインプライドボラティリティ (IV、予想変動率)は、9カ月ぶりの低水準付近で推移している。

シティバンクの通貨ストラテジスト、トッド・エルマー氏(ニュ ーヨーク在勤)は「過去数カ月間みられたリスク許容度の高まりが一 段と確実になってきた」と語った。

ニューヨーク時間午後4時12分現在、円は対ユーロで0.9%下 げての1ユーロ=130円10銭(前営業日は同129円)。ドルはユー ロに対して0.4%安の1ユーロ=1.3994ドル(同1.3936ドル)。 円は対ドルで0.5%安の1ドル=92円96銭(同92円54銭)。

◎米国株式市場

米株式相場は反発。S&P500種株価指数は過去6週間で最大の 上げ。アナリスト、メレディス・ホイットニー氏の見解を材料に買いが 入った。同氏はゴールドマン・サックス・グループの投資判断を引き上 げ、米国の銀行株には15%上昇する余地があるとの見方を示した。

ゴールドマンは5.3%上昇した。同社はホイットニー氏が投資判 断を付与する金融機関8社の中で唯一の買い推奨。バンク・オブ・アメ リカ(BOA)は9.3%高と、ほぼ2カ月ぶりの大幅高。同氏がCN BCテレビに対し、BOA株は米銀株の中で「最も割安」と指摘したこ とが買いを誘った。デジタルカメラ向けメモリーカード最大手のサン ディスクがハイテク株のけん引役となった。トーマス・ワイゼル・パ ートナーズ・グループの買い推奨が手掛かり。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価 指数は前週末比2.5%高の901.05。ダウ工業株30種平均は

185.16ドル(2.3%)上昇の8331.68ドルで終了した。ニューヨ ーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は9対1。

フィフス・サード・アセット・マネジメントの最高投資責任者 (CIO)、キース・ワーツ氏は「米経済が正常に機能するためには 健全な銀行セクターが必要だ。明るいコメントやニュースは何であれ 銀行株には好材料で、市場心理にとっても良いことだ」と指摘した。

◎米国債市場

米国債相場は下落。株価の上昇が背景にある。米国債相場は先週ま では週間ベースで5週連続で上昇していた。市場では景気回復が戦後最 悪のリセッション(景気後退)から抜け出すのに十分力強いものかどう かで見方が分かれている。

10年債利回りは約7週間ぶりの低水準から上昇。S&P500種株 価指数が反発したことがきっかけ。国債の利回りが6月初めに昨年10 月以来の高水準を付けて以降、ブラックロックやテンプルトン・イン ベストメンツなどの資産運用会社は米国債への投資に一段と強気に傾 いていた。

みずほ証券USAの米国債トレーディング責任者、ジェームズ・ コンビアス氏は、「株式相場が安定したことで、国債相場は高値を離 れた」と述べた。

BGキャンター・マーケット・データによると、ニューヨーク時 間午後2時30分現在、10年債利回りは前週末比4ベーシスポイント (bp、1bp=0.01ポイント)上昇の3.35%。一時は5月21日以 来の低水準となる3.26%まで下げる場面もあった。10年債(表面利 率3.125%、2019年5月償還)価格は9/32下落の98 5/32。

◎金先物市場

ニューヨーク金先物相場は上昇。ドルの下落に伴い代替資産として の金需要が高まった。

主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)の ドル指数は最大0.2%低下。ドルが下落すると価値の保護を目的に貴 金属に買いが入り、金の値動きはドル相場と反対になる傾向が強い。

クレディ・スイス・グループのアナリスト、エリアーヌ・タナー 氏(チューリヒ在勤)は、「金市場ではドルの値動きが最も重要な材 料かもしれない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 相場8月限は前営業日比10ドル(1.1%)高の1オンス=922.50ド ルで取引を終了した。

◎原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場は続落。景気と燃料消費の年内回復はな いとの懸念から8週間ぶり安値まで下げた。

ガイトナー米財務長官が米経済は今もなお「大きな課題」に直面 していると述べたことを手掛かりに相場は下落。米消費者信頼感の低 下や雇用の減少、燃料在庫の増加などから、原油は6月30日に付けた 8カ月ぶり高値の1バレル当たり73.38ドルから19%下げている。

MFグローバル(ニューヨーク)のエネルギー担当バイスプレジ デント、マイケル・フィッツパトリック氏は「米経済が安定的な改善 を示すまで、原油にとって好材料はあまり出てこないだろう」と語っ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前週 末比0.20ドル(0.33%)安の1バレル=59.69ドルで終了した。 一時は同58.32ドルと、5月18日以来の安値を付けた。1バレル=

147.27ドルを付けた2008年7月11日からは59%下落している。

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