蘭フィリップスの4-6月:純損益が黒字-市場の予想外

欧州最大の家電メーカー、オラ ンダのロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスが13日発表した 2009年4-6月(第2四半期)決算は、アナリスト予想に反し、純 損益が黒字となった。

同社の発表資料によれば、純利益は4400万ユーロ(1株当た り0.05ユーロ)と、前年同期の7億3200万ユーロ(同0.72ユー ロ)から減少。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト13 人の予想平均では1億2250万ユーロの純損失が見込まれていた。

フィリップスは大手家電メーカーの中で先陣を切って第2四半 期決算を発表した。同社の黒字は業界が世界的な景気低迷を切り抜け たことを示唆していると可能性がある。6000人の人員削減を進める ジェラルド・クライスターリー最高経営責任者(CEO)は、コスト 削減効果の予想を6億ユーロ超と、当初想定の5億ユーロから引き上 げた。同社はこの日、年後半の業績が前半に比べて改善するとの見通 しを示した。

SNSセキュリティーズのアナリスト、ビクトル・バレノ氏は 「市場の不確実性を考えれば、フィリップスが見通しを示したという 事実はプラスだと言える」と述べた。同氏はフィリップス株の投資判 断を「リデュース」としている。

第2四半期のEBITA(利払い・税引き・減価償却前利益) は1億1800万ユーロで、前年同期の3億9600万ユーロから減った。 売上高は前年同期比19%減の52億3000万ユーロで、市場予想の中 央 値(53億2000万ユーロ)に届かなかった。部門別の売上高は、 ヘルス ケア部門が5%減の18億7000万ユーロ。ライフスタイル 部門は36%減の17億4000万ユーロ。照明部門は14%減って15 億5000万ユーロだった。

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