モビアス氏:インドネシア株は一段高の公算-大統領への信任で

資産運用会社テンプルトン・アセ ット・マネジメントのマーク・モビアス氏は、インドネシア株式相場に ついて、ユドヨノ大統領が選挙で圧勝したことで一段と上昇する可能性 があるとの予想を示した。同株式相場は今年これまで、世界の株価指数 のなかで4番目に高い上昇率を記録している。

モビアス氏はブルームバーグからの質問に電子メールで回答し、ユ ドヨノ大統領が汚職を取り締まりながら、経済的繁栄を最優先の政治課 題に置くことを公約したと指摘。インドネシアの株式相場は依然アジア 地域で「3番目か4番目に割安」と述べた。モビアス氏はテンプルトン の執行会長として200億ドル(約1兆8500億円)の運用に携わってい る。

同氏は「ユドヨノ大統領に対する国民の強力な信任は、市場にとっ て良い兆候だ。このことはインドネシアのリスクプレミアムの低下とよ り力強い成長、一段と安定した通貨につながるはずだ」指摘した。

ジャカルタ総合指数は年初来52%高と、上昇率はブルームバーグ が集計対象としている世界の88の株価指数のなかで、ペルー、中国、 スリランカに次ぐ4位。予想PER(株価収益率)は13倍で、MSC Iアジア太平洋指数の23倍を下回っている。

モビアス氏はまた「インドネシアが飛躍的に前進しようとするなら、 最低7%の成長が極めて重要な目標となる」と述べた。

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