ダイヤダイ株が大幅続落、第1四半期業績好調も通期予想増額見送り

繁華街を中心に飲食店を運営する ダイヤモンドダイニングの株価が大幅続落。10日公表の第1四半期 (3-5月)業績は事前の観測報道も上回る好内容だったが、会社側が 通期業績予想を据え置いたため、増額修正を見込んでいた向きから失望 売りが出た。一時前週末比7.5%安の48万4000円まで下げ、日中下 落率としては5月20日(9.3%安)以来、約2カ月ぶりの大きさ。

第1四半期の連結営業利益は前年同期比66%増の2億3800万円。 6月27日付の日本経済新聞朝刊は約2億円と報道していたため、同報 道値を若干上回った。既存店売上高は同7.5%減と会社側の想定 (4.8%減)を下回ったが、買収した子会社の収益性が向上し、連結ベ ースの営業利益率が5.8%となった。

いちよし経済研究所の鮫島誠一郎シニアアナリストは、買収した子 会社サンプールの営業利益率が17.4%に向上したことに言及、「買収 後1年で高収益企業に変えたことはポジティブサプライズだ。M&A (企業の合併・買収)で成長可能という実績を示した格好で、第2、第 3の成果が期待される」と話す。

鮫島氏はこの日の株価急落について、「業績増額修正は必至とみら れていたため、変更がなかったことに失望したのだろう」とみている。

会社側の通期(2010年2月期)業績予想は、連結売上高が前期比 84%増の170億円、営業利益が同47%増の10億円。

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