EU:韓国とのFTA承認に近づく-通商専門家会合、対立点解消で

【記者:Jennifer M. Freedman】

7月10日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)は、数十億ドル規 模の貿易促進効果が期待される韓国との自由貿易協定(FTA)につい て、交渉決裂につながる恐れのあった2つの問題が決着したことで、F TA承認に向けて一歩前進した。

世界各国が過去60年で最悪の不況克服に取り組む中、EU加盟国 は10日ブリュッセルで通商専門家会合を開催し、EUのFTAとして はこれまでで最大規模となる韓国との協定を支持する意向を示した。最 終的な承認は9月27日のドイツの総選挙後となる見通しで、加盟各国 の閣僚レベルの支持が必要になる。

EUの行政執行機関、欧州委員会のルッツ・グエルナー報道官は、 通商専門家が「全体として前向き」だったと述べた上で、「誰もがこの FTAの価値を認識している」と付け加えた。

韓国とEUは、医薬品から家電製品に至る幅広い分野で輸入関税や 他の障壁を撤廃し、760億ユーロ(約9兆8000億円)規模に上る通商 関係の拡大を図るため、FTA締結交渉を2年前に開始。未解決だった 原産地ルールと、いわゆる関税払い戻しの2つの問題がここ数週間でよ うやく決着した。

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