英ヘッジファンドのウィントン、中国市場の調査でアナリスト採用へ

英ヘッジファンドのウィントン・キ ャピタルは、アジアでのビジネス拡大に向け、中国の市場調査に力を入 れる方針だ。初の海外拠点として2008年12月に設立した香港事務所で、 数カ月以内に若干名のアナリストを追加で採用し、投資対象を選定する ためのマクロ経済分析や企業調査などを強化する。

顧客開拓のため来日中のアジア営業開発部(香港)チャールズ・ア ラード部長(44)がブルームバーグ・ニュースとの9日のインタビュー で述べた。同部長は3人のアナリストが既に調査に着手したことを明ら かにした上で、経済成長が著しく投資先として魅力的な中国では「各取 引所が開放される前に調査を進めておけば、いち早く投資ができる」と 指摘した。

ウィントンはマン・グループ出身のデービッド・ハーディング氏がロ ンドンで創業。コンピューターを駆使して通貨、金利、商品先物などを 対象とするマネージド・フューチャーズ(CTA)で120億ドルを運用 する。ウィントン・フューチャーズ・ファンドの成績は08年が約21%の プラス、09年は6月末時点で7%のマイナスとなっている。

ウィントンは、三菱UFJ証券が募集し、31日に設定される国内公 募投信に投資助言する予定。この投信は豪ドル、日本円、米ドルの3通 貨建て。アラード氏は「日本では、投資家の知識が高く、法律も整って いる」と述べ、重要な市場と位置づけていることを明らかにした。

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