リオ従業員拘束、中国への国際的信頼低下につながる恐れ-豪外相

オーストラリアのスミス外相は 12日、中国が英豪系リオ・ティントの従業員4人の身柄を拘束した ことについて、中国に対する国際的信頼が損なわれるリスクがあり、 迅速な対応が必要であるとの見解を示した。

スミス外相はパースでの記者団に対する説明会で「中国は、今 回のケースが世界の経済界や投資業界の中国に対する見方に対して何 を示唆するのか極めて慎重に考える必要がある」と指摘。「過去1週間 にこのような事態が発生していることに気付いていない豪州企業は1社 もないのは確かだ」と述べた。

中国は5日、豪州国籍のスターン・フー氏を含むリオの従業員 4人の身柄を、国家機密を盗んだ疑いで拘束した。リオ・ティントは 先月、4カ月前に合意した、中国の国外投資としては最大規模となる 可能性のあったチャイナルコからの195億ドル(約1兆8000億 円)規模の出資計画を拒否。今回のケースは、中国と豪州との関係に さらに悪影響を及ぼしている。

スミス外相は、フー氏に関する情報収集については中国のウェ ブサイトに頼っており、豪州の政府関係者が13日、詳細に関する一層 の情報提供をキャンベラと北京の中国政府当局関係者に要請する方針で あることを明らかにした。

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