米CITグループ、破産処理専門のスカデン起用-起債困難な状況で

米商業金融のCITグループが 破産処理を専門とする法律事務所スカデン・アープス・スレート・ミ ーガー・アンド・フロムをアドバイザーに起用した。95万社に融資す るCITは、起債を保証する米連邦預金保険公社(FDIC)の制度 の利用が認められず、株価や債券相場が下落している。

事情に詳しい複数の関係者が協議は非公開だとして匿名で語った ところによると、FDICはCITの信用の質が悪化しているため、 CIT債を保証すれば国民の税金をリスクにさらしかねないと懸念し ている。FDICは昨年11月25日以降、流動性を暫定保証するプロ グラム(TLGP)に基づき2740億ドルの起債を保証している。

CITの広報担当、カート・リッター氏は電子メールで「スカデ ンはCITを代表する主要な法律事務所の1つだ」とした上で、「さ まざまな企業案件でCITを代表している。CITはスカデンとの具 体的な契約内容についてコメントしない」と説明した。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは複数の関係者の話を基に、 スカデン起用の背景にはCITが破たんを見据え備えていることがあ ると伝えた。スカデンはM&A(企業の合併・買収)や破たん処理業 務で名が知られている。

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