シタデル:元幹部が創業のテザを提訴-「産業スパイ」行為と主張

120億ドルの資産を運用する ヘッジファンド、シタデル・インベストメント・グループは、元幹 部3人と彼らが創業したテザ・テクノロジーズを提訴した。退社後、 同社に競合する活動をしないことを約束した契約に違反したと主張 している。

シタデルは9日にシカゴのイリノイ州裁判所に提出した訴状で、 「これは産業スパイ事件だ」とし、3人の元幹部が契約の有効期間 内にテザまたは他の組織を通じてシタデルへの競合事業に従事する ことを差し止める命令を求めた。

テザは6日の電子メールで自社について、トレーディングも投 資も行わない「完成途上の企業」と説明していた。同社はミシャ・ マリシェフ、ジャス・コールマイアー、マット・ハイネルフェルト の3氏が創業した。

3氏の代理人のクリス・ゲア弁護士は9日の電話インタビュー で、「非競争契約に違反していない」と述べた。また、3氏がシタ デルから企業秘密を持ち出した事実はないと付け加えた。

ゴールドマン・サックス・グループからトレーディング用ソフ トウエアを盗んだ疑いで3日に逮捕されたセルゲイ・アレイニコフ 容疑者はテザの従業員だった。同容疑者は2日から同社で働き始め ていた。

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