中国の国債入札、今週2度目の札割れ-資金供給の抑制観測で

中国財政省が10日実施した国債 入札は、応札者が少なく今週2度目の札割れとなった。政策担当者ら がインフレを回避するため、資金供給を抑制するとの観測が背景にあ る。

中国郵政貯蓄銀行と興業証券のトレーダーらが匿名を条件に語っ たところでは、財政省が実施した国債入札は発行予定額350億元(約 4760億円)に対して応札額は251億元にとどまった。財政省は91日 物(表面利率1.15%)を124億8000万元、273日物(同1.25%)を 126億5000万元売却した。

中国人民銀行(中央銀行)は、4兆元規模の景気刺激策の効果を 妨げることなく、株式・不動産投機に利用される資金の流れを抑える ため、過去2週間に短期金利の押し上げに動いた。人民銀によると、 中国の銀行の6月の新規融資は1兆5300億元と、前月の2倍以上に膨 らんだ。

オーバーシー・チャイニーズ銀行(シンガポール)のエコノミス ト、トミー・シェ氏は「人民銀による公開市場操作は、今年1-6月 (上期)の新規の銀行融資の急増がインフレを助長しかねないとの懸 念を示唆している。市場参加者も早期の金融引き締めリスクを心配し 始めた」と語った。

--Judy Chen. Editor: Sandy Hendry, James Regan

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Judy Chen in Shanghai at +86-21-6104-7047 or Xchen45@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Sandy Hendry at +852-2977-6608 or shendry@bloomberg.net.

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