キリン逆転首位、消費者の低価格志向とらえて上期シェアで3年ぶり

今年上期のビール類(ビール、発泡 酒、第3のビール)の市場シェアは、キリンビールが首位を奪還した。 低価格の「第3のビール」が伸びて3年ぶりにアサヒビールを逆転した。 相対的に値段が高いビールの構成比は初めて半分を割り込んだ。

ビール各社が10日発表した1-6月の課税出荷数量シェアは、キリ ンが37.5%と0.8ポイント上昇した。「第3のビール」で「のどごし< 生>」が好調だった。アサヒも「クリアアサヒ」が6月で過去最高だっ たが、シェアは0.6ポイント減の36.9%とキリンに届かなかった。サン トリーが12.7%と3位を維持、サッポロビールは12.1%だった。

上期の市場全体の出荷数量は前年同月比0.2%増と3年ぶりにプラ スに転じた。雇用・所得環境の悪化が続く中、消費者の低価格志向をと らえた「第3のビール」が前年同期比27%増と全体をけん引した。発泡 酒は同13%減、ビールは5.5%減とマイナスが続き、ビールの構成比は 49%に落ち込んだ。

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