米サーベラス:ファンドの解約で全額返還まで最長3年半待つよう要請

米投資会社サーベラス・キャピタ ル・マネジメントは、主力ヘッジファンドの解約を希望する出資者 に対し、資金の全額返還まで最長3年半待つよう要請した。サーベ ラスは米自動車会社クライスラーや自動車・住宅金融会社GMAC などに出資している。

サーベラスが先週顧客に送付した書簡によると、「サーベラス・ パートナーズ」の出資者は、自らの出資分を持ち株会社に割り振っ た後、その持ち株会社の資産を徐々に売却するという選択肢か、あ るいは手数料の安いファンドに資金を投じるか、いずれかを選べる。 同書簡のコピーをブルームバーグ・ニュースが入手した。

サーベラスは昨年12月、同ファンドの解約を制限。今年3月 には新規ファンドの設定を検討していると表明した。世界的な信用 まひと相場下落を受け、80余りの投資会社がファンドの清算や償還 制限、資産分離を行った。

サーベラスの創業者スティーブン・ファインバーグ氏は3日付 の同書簡で「われわれは昨年の運用成績を恥ずかしく思うと同時に 失望している。われわれは、業績を好転させる非常に大きな責任を 感じている」と述べた。

書簡によると、資金引き揚げを希望する出資者への返還額は 徐々に増やされ、2013年までに完了する予定。

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