トレファク株1年ぶり高値、買い取り順調で利益率向上-リユース志向

リサイクルショップ36店を運営 するトレジャー・ファクトリーの株価が急騰。消費者のリユース(再利 用)への関心が高まるなか、メディアで同社を特集するケースが増え、 来店客数が伸びている。一般顧客からの買い取りも順調で利益率が向上 しており、好業績を評価する買いが入った。

株価は一時、ストップ高(制限値幅いっぱいの上げ)に相当する 前日比3万円(18%)高の20万1000円まで買われ、2008年6月2日 ぶりの高値水準を回復した。午前の出来高は738株で、前日の終日出 来高111株を大きく上回っている。

同社が9日の取引終了後に公表した第1四半期(3-5月)単独決 算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比66%増の1億 200万円。既存店売上高は同2.9%増と想定(前期比横ばい)を上回っ た。法人より採算の良い一般顧客からの買い取りの構成比が上昇した結 果、既存店の売上総利益率は0.8ポイント改善して66.7%になった。

同社管理部の小林英治氏は、テレビ東京系列の「ガイアの夜明け」 などで取り上げられたことで知名度が向上し、「顧客のすそ野が広がっ た。当社にとっては買い取りが生命線」と話している。

10年2月通期の営業利益計画(2億5200万円)に対する第1四 半期の進ちょく率は40.5%に達したが、同社は計画を据え置いた。理 由について、小林氏は「経済の先行き不透明感が強いため」と説明。今 は好調な買い取りも、経済状況次第で逆にぶれるリスクがあるという。

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