大塚商会株急落、カラー複写機普及一巡で業績回復鈍化-三菱証格下げ

独立系システムインテグレーター の大塚商会の株価が大幅に3日続落。日本国内で高機能カラー複写機の 普及が一巡、来期以降の業績回復ペースが鈍化するとの懸念が持たれて いる。三菱UFJ証券が同社株の投資判断を「3(中立)」から「4 (アンダーパフォーム)」に引き下げたことも、下げに拍車をかけた。

株価は前日比7.7%安の4420円まで売られ、6月1日以来の低水 準に沈んだ。

三菱U証の田中秀明シニアアナリストは9日付の投資家向けリポー トで、同社株の適正水準は4300円程度と指摘、同証がカバーする情報 サービス24銘柄の今期PER(株価収益率)平均15.2倍から10%程 度ディスカウントした13.7倍が妥当な評価とした。

田中氏は、国内カラー複写機市場は出荷台数に占めるカラー比率が 約6割に達していることを挙げ、「ある程度普及した」と指摘。高採算 とみられる複写機の販売が低迷することや、企業のコピー使用制限など で、大塚商会の業績回復は限定的との見方を示している。

同証による向こう3期分の連結営業利益予想は、今期(09年12月 期)が174億円(会社計画は185億円)、来期が182億円、再来期が 191億円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE